フローリング張替え工事(ユタニ工業株式会社様)
先日、ユタニ工業株式会社様の本社3Fフロアのリノベーション工事を実施させていただきました。とてもインパクトのある仕上がりになり、お客様にも大変喜んでいただきました。お客様にも掲載許可をいただきましたので、施工事例として紹介します。
施工前
既存床は、床組(大引、根太、床板)の上に長尺シートが貼ってありましたが、一部床板が割れて床がふかふかしていました。また、1Fにいても3Fで人が歩いたことがわかるくらい音が響き、床自体が全体的に浮いているように感じられましたので、既存の床組を撤去し、下地を補強するところから始めました。
施工中
既存床の撤去
既存床の床板を撤去し、根太を撤去しました。一見ひとつの部屋のように見えますが、実際には2つの建屋をつなげており、床下地の高さが建屋によって8cmも高さが違いましたので、下地が高い箇所は大引まで撤去、下地が低い箇所は大引きを残しました。
下地補強
大引の間隔が約900mmと広かったので、大引きと大引の間、またはパーティクルボードのつなぎ目の部分に支持脚を設置し、床全体のレベルをとりながらパーティクルボードを貼りました。
捨板貼り
パーティクルボードの上にはT12mmの捨板を、大引まで撤去した箇所にはT24mmの捨板を貼りました。
フローリング貼り
会議室スペースには、190mm幅のオークフローリングにノルディック・アッシュ色を塗装したフローリングで仕上げました。食堂スペースは、150mm幅のオークフローリングにグレース・ヴィヴィッド色を塗装したフローリングで仕上げました。
カウンター化粧
カウンターの腰壁部分には、T9mmの捨板を貼った後、125mm幅のオークフローリングにモダン・リコリス色を塗装したフローリングで仕上げました。天板部分には、食堂スペースの床を同じ150mm幅のオークフローリングにグレース・ヴィヴィッド色を塗装したフローリングで仕上げました。
施工後
施工前の状態から、ルックスは一変しました。床が変わるとここまで印象が変わるのか、と改めて実感できる非常にやりがいのある施工でした。床下地がしっかりしたことで、下地の浮きがなくなり、静かなフロアに変わりました。